金鱗湖からほど近くにある佛山寺は、杉と竹林に囲まれた臨済宗の古刹(こさつ)です。
約1,000年前、日向国(宮崎県)霧島神社での神のお告げにより、由布岳の山腹にて庵を結び観音像を刻し、祀ったのが始まりと言われています。古くより由布岳の山岳信仰の場として親しまれてきました。山門は昔ながらの茅葺き屋根が懐かしい雰囲気で、秋には紅葉スポットとしても知られています。境内の敷地内には、座禅堂があり、予約すれば座禅や写経も体験もできます(土・日曜のみ)。
佛山寺の前に続く石垣は、おすすめの散策スポットです。同寺は、辻馬車の停留所にもなっており、由布院の観光名所の一つとなっています。